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旧大宜味村役場

  • 2010-05-28 (金) 1:26
  • 沖縄

先日、用事のついでに大宜味村役場を見てまいりました。
沖縄県内に残存する最古の鉄筋コンクリート造建物です。

リートフェルトのシュレーダー邸完成の次の年、
グロピウスによるデッサウのバウハウス校舎のできたころ、
東京では、山田守の東京中央電信局が竣工した1925年(大正14年)完成の、旧大宜味村役場です。
現役の庁舎のすぐ隣に立っています。


設計は清村勉。

中央2階の8角形の部分は、

村長室だったそうです。

一生懸命目地を切る様子がいじらしい。


その村長室へ上がる階段

階段室の窓

中央の交差部分の1階の様子。

以前は倉庫状態だったそうですが、この春からは村史編纂室として利用され、この中央部分はこれから整備して資料室として公開されるらしい。ということは「旧」役場を返上して、もう一度「役場」になるわけですね。

裏から見たところ。

これからも、大事に使って欲しい、かわいらしい建物です。

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