- 2010-05-08 (土) 1:14
- 沖縄
集めたものを少しづつ読んでみる。
「10+1 Photo Archives 106 沖縄」入江徹(琉球大学)
沖縄だからということで、地域主義的な建築物として存在させ、
「沖縄的」ということで思考をストップさせ、
議論や評論さえ起こらない状況を続けてはいけないと思う。
■要するに「思考停止」は良くないよというわけですね。
思考停止とは、思考とは、と考えるとまたややこしいので、
日常的にはこんな感じでしょうか。
自分の「思考停止ポイント」を発見する」
・偉い人の言ったこと
・いわゆる「正論」
・データ
・言葉の癖
を吟味せずに繰り返すことでしょうか。
もうひとつ。
「沖縄らしい風景」池田 孝之(琉球大学)
――、これまでの多くの「らしさ」をめぐる議論は同じことを繰り返して論議し、
論者が代わればまた最初から同じような議論を始める、と言ったようにきりがない。
(中略)沖縄らしい風景づくりの最初は、おそらく、多くの人々が共通の認識を得るための
沖縄の風景に関する地域資源の情報を提供し、そして各人が自分でそれを確認し、
さらには自ら風景資源を発見することから始めていくことである。
■要するに勉強しなさいということですね。
両方合わせると、
もう少し「考えろ」「勉強しろ」というわけです。
また別にこんな風に言う人もいる
沖縄の人は
沖縄が大好き、話が下手、本を読まない1・2。
。。。でも
沖縄の人、もっと自信を持って!
というわけですが、これも同様ですね。
以上が事実だとすれば、こうなってしまった原因は何なのか。
事実でないとすれば、なぜこういう議論が起こるのか。
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